電脳絵画と古本と西洋毛針的快楽と苦悶

3DCGから、古本、模型作り、バスのフライフィッシングまで、自由気ままに書いて行きたい。
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Vue 6 Easel ガイドブックバンドル
Vue 6 Easel ガイドブックバンドル (JUGEMレビュー »)

久しぶりに、新しいCGソフトを導入した。
Vue6だ。
一般的には、景観作成ソフトとも言われているが、自然の風景などを作りたい時には最適のソフトだ。
価格的にも高いものは10万円以上するものから、1万円台のものまで、幅が広い。
もちろん?、私が購入したのは、1万円のものだ。

しばらくの間、使ってみて、使えそうだと思ったらバージョンアップすることもできる。
さっそく作ってみたのが、上のシンプルな風景だ。

これだと、5分から10分くらいで出来る。
この作例では、画面中央の樹がメインモチーフになるが、これははじめから出来上がったものがあるので、好きな場所に置くだけでいい。

初心者でも使いやすいソフトだ。

ただ、やはりCGソフトなので、メモリーを食うのか、ネットのブラウザが重くなってしまった。

ハードに自信のない人は、少しメモリーを増設したほうがいいかもしれない。

どちらにしても、これから、どんな風景ができるか楽しみだ。
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毒書的快楽 売れない本シリーズ PART 13 精神主義、神秘主義的なオーラにあふれた、マニアックな一冊です。
売れない歴


4か月記録、


かるーく更新中


でしたが、


おかげさまで


売れました!


ありがとう


ございました


!!!!





空中浮揚
売り切れ 








ヨーガ奥義書 






第一巻



空中浮揚







成瀬 雅春  出帆新社



注文する




古本価格¥6600

程度/良い/軽いヨレ、スレあり。帯なし。
<ご注文の場合は、(注文する)をクリックすると、注文フォームが開きますので、希望の書名、お名前、ご住所、郵便番号を入力して、(送信する)をクリックしてください。または、住所、お名前、郵便番号をメール<ads03527@nifty.com>でお知らせ下さい。または、USEDBOOK えいじ>からメールリンクでご連絡ください。
送料無料ですぐに発送できます。代金は本が届いてから10日以内に、銀行、または郵便振替にてお振込ください。アマゾン、楽天フリマでの販売実績がありますので、ご安心してお求めになれます。また、当店は個人情報の取り扱いに関しては細心の注意を払っております。> 



空中浮揚に関してはあまりいいイメージがなかったのですが、それは別にして一般的な話題のネタとしてもおもしろい本です。
もちろん、写真も掲載されていますが、かなりはっきりした、きれいな写真です。

あまりきれいすぎて、
軽いノリのスナップ写真
のようにも見えますが、やはり本当に空中に浮かんだのでしょうか。

見た感じでは、
座ったままひざを使って飛び上がった
ような印象もないとはいえませんが、実際にはどうだったのでしょうか。
それにしては、かなり高く浮遊しているので、やはりリアルというか、インパクトはあります。

特に4枚目の、
衣服を着て軽々と宙に浮いている写真
は、力んだ感じもなく自然な感じなので、非常にリアルで、説得力があります。
興味のある人は、実際に自分の目で見て確かめてみてください。

どちらにしても、やはりある程度練習というか、修行しないとできないのでしょう。
当然ですが、写真は一部だけで、ほとんどは空中浮揚に関する詳しい記述になっています。

空中浮揚の歴史から、体験談、マスコミの反響、基礎的な行法など、近代科学中心主義の人にはとても信じられないような、精神主義、神秘主義的なオーラにあふれた、マニアックな一冊です。


私的に印象的だったのは、空中浮揚を超えた、ルン・ゴム(空中歩行)の秘法です。
これは、知っている人は知っているかもしれませんが、空中に浮ぶように歩いて、1日に160キロ移動できるという究極の秘法です。
これをマスターすれば、北京オリンピックは・・・と、思った人がいるかもしれませんが、わたしもちらっと思いました。

巻末には、中沢新一氏との対談も掲載されています。

| ディラン2010 | 売れない本シリーズ | comments(0) | trackbacks(0) |
毒書的快楽 売れない本シリーズPART 9 ぬかるみ語もたっぷり入って充実した、ぬかるみ現象の歴史的な資料として、欠かすことのできない一冊でしょう。
売れない歴20か月記録、まったりと更新中でしたが、
ありがとうございます!!!ついに売れました!!!
やはり、なんといってもあの紅白の司会で一時的?に注目されたおかげでしょうか?


売り切れ!!!ぬかるみの世界―ありがとう、新野先生、鶴瓶さん (保存版)

大阪新聞社編 扶桑社
1989年9月21日初版


当店の在庫はなくなりましたが、まだアマゾンには在庫があるようなので、ぜひお買い求めください。

ややローカルな話題になるかもしれませんが、今全国区を席巻中の関西お笑い文化の、ルーツと言ってもいい、
関西文化のエキスをさらに濃縮したような超マイナーなラジオ番組をそっくり一冊の本にまとめたものです。

もちろん私もよく聞いていましたが、この伝説的ラジオ番組の全貌を把握しているわけではないので、個人的な独断もあるかもしれませんが、なんとなく
マイナーで、ミーハーで、超ローカルなユーモアのセンスにあふれた、おもしろいようでそれほどでもない、それでいてなんとなく気になる、アメーバーのようにとらえどころのない、超関西的な番組でした。

やはり根源的には、新野新と鶴瓶という、シュールなコンビの出現によって、
この番組はすでに完成し、同時に終了していたのかもしれません。

それにしても12年間も続いていたことは知りませんでした。
鶴瓶が26歳の頃から始まったそうですから、まだデビューしたての頃でしょうか。
その頃のスタジオのスナップも載っていますが、二人ともたしかに若いです。
スタジオも狭そうで、いかにも関西的、ローカル的な雰囲気が出ています。

ぬかるみ用語の基礎知識などの、超豪華な付録も付いて、もちろんぬかるみ語もたっぷり入って充実した、
ぬかるみ現象の歴史的な資料
として、欠かすことのできない一冊でしょう。
| ディラン2010 | 売れない本シリーズ | comments(0) | trackbacks(0) |
毒書的快楽 売れない本シリーズ PART 19 特に数少ないカラー写真で見るニッサンR381とトヨタ7の勇姿には、なつかしさを覚えると同時に、感激しました。
売れない歴15か月記録、ついに終了しました!ありがとうございました!

売り切れ"激闘’60年代の日本グランプリ"
激闘’60年代の日本グランプリ
桂木 洋二 
グランプリ出版 1995.5.1初版 



古本価格¥3500

程度/良い/軽いヨレ、スレあり。帯なし。
<ご注文の場合は、(注文する)をクリックすると、注文フォームが開きますので、希望の書名、お名前、ご住所、郵便番号を入力して、(送信する)をクリックしてください。または、住所、お名前、郵便番号をメール<ads03527@nifty.com>でお知らせ下さい。または、USEDBOOK えいじ>からメールリンクでご連絡ください。
送料無料で、すぐに発送できます。代金は本が届いてから10日以内に、銀行、または郵便振替にてお振込ください。アマゾン、楽天フリマでの販売実績がありますので、ご安心してお求めになれます。また、当店は個人情報の取り扱いに関しては細心の注意を払っております。> 



60年代のモータースポーツシーンを彩った、伝説のマシン、
ニッサンR381-3とトヨタ7の激闘
を描いた、ノンフィクションの力作です。

マシンの写真に関しては、やや物足りない点がありますが、それでも今ではほとんど見られないような
貴重なシーンが多く収録されており、
日本グランプリの歴史的資料としても価値ある一冊でしょう。

特に数少ないカラー写真で見るニッサンR381とトヨタ7の勇姿には、なつかしさを覚えると同時に、感激しました。
3lトヨタ7のリアフェンダーの上から出ている白塗りのエキゾーストパイプなども、今ではほとんど見られない光景でしょう。

ほぼ50年前のマシンとは思えないほど、新鮮なスタイリングからは、初期の日本の自動車産業の若々しいパワーがリアルに伝わってくるようです。

マシン的には、ほかにもトヨタ2000GT、フェラーリ512、ポルシェ906、ローラT-70、ダイハツP-5、フェアレディ、など忘れがたい個性的なマシンの名前が出て来ます。
特にダイハツP-5は、私も記憶になく、どんなマシンか興味を持ちました。

内容的には、文章もわかりやすく簡潔な描写を積み重ねながら、当時の日本グランプリの全体像をよくとらえていると思います。
マシンの開発に関する説明なども興味深く、よく取材して書いているという印象です。

ヤマハとニッサン、トヨタとの関係、プリンスとニッサンの合併の話など、おもしろく読みました。
もしこの関係が変わっていたらなど、いろいろ想像してみるのも楽しいかもしれません。
| ディラン2010 | 売れない本シリーズ | comments(0) | trackbacks(1) |
古本的快楽 売れない本シリーズ PART 2 著者はジャズ歌手で、むかし、深夜番組で片岡義男とDJをやっていたそうだ。
売れない歴10か月記録終了

ありがとうございました。ついに売れました。

みなみの30歳宣言06.6.25

みなみの三十歳宣言
 安田南著 晶文社 1977.3.30 ¥3500 程度★★★帯なし/全体に軽いヨレ、ヤケあり
<ご注文、あるいはお問い合わせの場合は、住所、お名前、郵便番号をメール<ads03527@nifty.com>でお知らせ下さい。
または、USED BOOK えいじから、メールリンクでご連絡ください。送料無料ですぐに発送できます。代金は本が届いてから10日以内に、銀行、または郵便振替にてお振込ください。>


ネットで検索してみると、
著者はジャズ歌手
で、むかし、深夜番組で片岡義男とDJをやっていたそうだ。
そう言えば、そんな深夜番組もあったような気がする。薄れかけた記憶の中にある女性DJのいろいろな声が、フラッシュバックのように頭の中に浮かんできたりもして、なつかしい気分になったりした。

はっきりとは思い出せないが、
なぜか彼女の声を聞いたことがあるような、
不思議な既視感というか、既聴感がある。その時、具体的に何をしゃべっていたかもよく覚えていないが、ラジオから流れて来るその時の彼女の声の感じ、その夜のけだるい夜風のそよぎ、淋しげな電灯のくすんだような光、そんな断片的な記憶の糸をたどってみようとするのだが、どうしても思い出せない。

おそらく、意識の奥の、最も深い底に埋もれてしまっているのだろう。記憶自体はあるのだが、その記憶を呼び戻すためのキーワードが見つからないのかもしれない。

だとすれば、あとはこの本を読むしかないようだ。

なんとなく、物憂い感じの声で、
深夜の街の片隅で
とぎれがちにしゃべっているような、この本はそんな感じの、軽くて濃いエッセイ集といえるだろう。
| ディラン2010 | 売れない本シリーズ | comments(0) | trackbacks(3) |
毒書的快楽 売れない本シリーズ PART 20 小川洋子さんの本は初めてなので、少し震える手でおそるおそるページをめくってみました。
売れない歴6か月記録、寡黙に更新中でしたが、ありがとうございました!!!
ついに売れました!


寡黙な死骸 みだらな弔い
売り切れ 寡黙な死骸 みだらな弔い
小川 洋子

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程度/良/軽いヨレ、スレなど使用感あり。帯付き。


古本価格¥2700円
(送料無料)
定価1500円

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アマゾンからご購入の場合は本の画像、またはタイトルをクリックしてください。>


小川洋子さんの本は初めてなので、少し震える手でおそるおそるページをめくってみました。
タイトルを見ただけで、
なんとなく怖いような
、それでいてワクワクするような不思議な気分です。

目次を見ると、短篇集のようなので、なにかほっとしました。
これは読みやすそうだという印象でした。

念のためにあとがきを読んでみようと思って、探してみましたが、あとがきはありませんでした。
ちょっと損をしたような気分。

ついでに、まず最後の1行を読んでみました。
<冷蔵庫の前にしゃがみ、私は声を上げて泣いた。死んだ自分のために泣いた>

シュールリアリズムかな?
かわいいファンタジーかな?

今度は初めから読むのもどうかなと思って目次を見ると、「拷問博物館へようこそ」というタイトルが目に入ってきました。タイトルは怖いけど、中身はそんなに・・・、と思いつつ読んでみました。112ページからです。

・・・・・・・・・・!。

少し怖いので次にいきましょう。

やっぱり、「洋菓子屋の午後」が可愛いタイトルなので読んでみましょう。
これは短いので読みやすそうです。

・・・・・・・・・・・!。

やっぱりなんとなく不気味。

はじめての小川体験でしたが、やや少女っぽく、やさしい感じの作者のイメージからは想像できないほど、シュールで幻想的な世界に、わくわくするような新鮮な違和感を感じました。
| ディラン2010 | 売れない本シリーズ | comments(0) | trackbacks(0) |
毒書的快楽 売れない本シリーズ PART 24 50〜60ページ程度の読みやすい本ですが、絵を描く人だけでなく、政治家やビジネスマンにもおすすめの、極上の宝石のような一冊です。
売れない歴24か月記録、芸術的に更新中!

葉巻とパレット8.2

葉巻とパレット
ウィンストン・チャーチル ¥1,600 定価1000 程度★★★★軽いヨレ、スレあり/帯なし



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古本価格¥1600円
(送料250円)

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または、USED BOOK えいじから、メールリンクでご連絡ください。送料無料ですぐに発送できます。代金は本が届いてから10日以内に、銀行、または郵便振替にてお振込みださい。
楽天フリマにも出品していますので、そちらからもご購入できます。>


この本で初めて、チャーチル氏が趣味で油絵をやっていたことを知りました。

作品としては18点の絵が収録されていますが、軽いタッチで描かれた、上品な静物や風景には、独特の趣があり、氏の深い人間性を感じさせられました。

才能的には、決して天才ではないと思いますが、イギリスかヨーロッパの明るい村落の風景を見ていると、なにかユートピアを発見したような、幸福な気持ちが湧いてきます。

「コモ湖の教会堂」も美しい絵です。湖のほとりに建つ古い教会を正面から描いたものですが、やさしく淡い色のひとつひとつが、その日の平和な教会堂のようすを、長い時間のかなたから私たちの手元に届けてくれるようです。

もちろんチャーチル氏の文章も添えられていて、絵を描くよろこびと、意義のある余暇の過ごし方についての深い考察に触れることもできるでしょう。

50〜60ページ程度の読みやすい本ですが、絵を描く人だけでなく、政治家やビジネスマンにもおすすめの、極上の宝石のような一冊です。
| ディラン2010 | 売れない本シリーズ | comments(0) | trackbacks(0) |
毒書的快楽 売れない本シリーズ PART 23 面白そうなのは、竜童が当時のミュージシャンについて語った部分です。
売れない歴


15か月記録、


突っ張って


更新中でしたが、


おかげさまで


売れました!


ありがとう


ございました!!!





突っ張って8.2



突っ張って


生きてみないか 


俺たちの


明日はあっちだ!



宇崎竜堂+町田義人


 撮影/稲越功一


 1980.10.1初版 青春出版社 ¥2,800 定価790 程度★★★★軽いヨレ、スレあり/帯付き



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古本価格¥2800円
(送料無料)

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宇崎竜童と町田義人の対談集
です。
町田義人は、あまり知らなかったのですが、ズーニーヴーのメンバーだったそうです。

写真も豊富にあって、読みやすい一冊です。
もちろん、宇崎竜童の奥さんの阿木燿子の写真もあります。

私的には
阿木燿子のほうになにか惹かれるものがある
のですが、これは個人的な趣味でした。

写真はすべてモノクロです。

阿木燿子との出会いから、結婚までの話しも、竜童自身が語っていますが、
ややのろけに近い部分もあって、
ここは読まないほうがいいかもしれません。


<女房としてはとりたてて欠点ないんじやないかな>という調子で熱く?語っています。

面白そうなのは、竜童が当時のミュージシャンについて語った部分です。
山口百恵、矢沢永吉、桑田佳佑は当然ほめて書いてありますが、
さだまさし、松山千春、河島英五などとは波長が合わなかったらしく、嫌いだとはっきり書いてあります。
やはりロックにこだわっているのでしょうか。

竜童らしいところでしょうか。

もちろん、中島みゆきもいやな歌手のなかに入れてもらっています。
フォーク系のミュージシャンとロック系は、どうも合わないようです。

140ページ程度の軽い本なので、



暑い夏にも


気軽に読めそうな


一冊です。


| ディラン2010 | 売れない本シリーズ | comments(0) | trackbacks(3) |
毒書的快楽 売れない本シリーズ PART 22 本田宗一郎さんも催眠の勉強に来たと書かれているのが、私的には印象的でした。
売れない歴6か月記録、うとうとと更新中!


他者催眠06.7.28
他者催眠 実技の入門 人間改造と人心操縦の科学 
守部昭夫著 ベストセラーズ s48.11.20 定価440円



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程度/良/ヨレ、スレ、小口ヤケなど使用感あり。帯なし。


古本価格¥2400円
(送料無料)
定価440円

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昭和48年の発行なのでかなり古い本ですが、情報の鮮度は落ちていないと思います。
もちろん、新しい技術の更新もあると思いますが、基本的な技術は変わらないと思います。

むしろ、多くの人が見落としがちな古い情報のなかに、ダイヤモンドのように貴重な、普遍的な価値のある情報が埋もれているかもしれません。
それこそが本当に価値のある、
長い歴史に鍛えられた真の情報
なのでしょう。

この本は、タイトルにもあるように、他者催眠という技法にターゲットをしぼった入門書です。
内容的には、あたりまえかもしれませんが、比較的まじめで、催眠を興味本位にあつかったものではもちろんありません。


じつは私的には、催眠術などはあまり信じないほうなのですが、なんとなく軽く拾い読みしているうちに、だんだん信じられるような気持ちになってきました。

内容的にも、非常に説得力のある文章で、わかりやすく書かれていますので、好感のもてる内容です。
他者催眠の実技と応用など、
具体的な技術論
も公開されていて、非常に充実しています。

本田宗一郎さんも催眠の勉強に来たと書かれているのが、私的には印象的でした。

著者はテレビにも出演したことがあるらしく、その際の写真も掲載されており、楽しく読めます。残念ながら、写真の質はあまりよくなくて、やや不鮮明なのが欠点でしょうか。

これは余談ですが、古い本なので、テレビといっても桂小金治、ジャイアント馬場などが出てきて、なつかしい気分になれます。
| ディラン2010 | 売れない本シリーズ | comments(0) | trackbacks(0) |
毒書的快楽 売れない本シリーズ PART 21 なつかしい60年代の名車・珍車100台を特集した、マニア必見の一冊です。

売れない歴15か月記録、スピーディーに更新中!


名車グラフィティ


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程度/良/軽いヨレ、スレなど使用感あり。帯なし。


古本価格¥2600円
(送料無料)
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なつかしい60年代の名車・珍車100台を特集した、マニア必見の一冊です。
表紙は御覧のとおり、トヨタ2000GTです。

カラー写真は4ページだけですが、今ではほとんど見ることのできない、レアな名車から珍車までがモノクロ写真でたっぷりと紹介されています。

スカイラインGTR、フェアレディZはもちろん、今ではもうほとんど忘れていたような珍車ももちろん掲載されています。

この時代が日本の自動車産業の黄金時代だったのかという思いが静かにわき上がってきます。

個人的には、レーシングマシンの
ダイハツPシリーズ
とか、三菱のフォーミュラマシンなど、興味のつきないところですが、いすずの
BELLET MX1600というコンセプトカーも、この本ではじめて見て、強い印象を受けました。
おそらく、ジウジアーロのデザインだろうと思いますが、限りなくスーパーカーに近い、美しいスポーツカーです。

名前をあげればきりがありませんが、ホンダZ、フロンテクーペ、マツダR360クーペ、など個性豊かな小さい名車も、歴史に残る車として今でも忘れられません。

1台ごとに添えられたコメントも、読みやすく、バランスよくレイアウトされており、まさに
黄金の60年代の日本の本当の豊かさ
を、身にしみて感じられるような一冊です。
| ディラン2010 | 売れない本シリーズ | comments(0) | trackbacks(3) |
毒書的快楽 売れない本シリーズPART 6 久しぶりにときめく本に出会った。
売れない歴3か月記録ついに終了!

ダウン・ザ・ハイウェイ―ボブ・ディランの生涯
ダウン・ザ・ハイウェイ―ボブ・ディランの生涯
ハワード スーンズ, Howard Sounes, 菅野 ヘッケル


程度/良/軽いヨレ、スレなど使用感あり。帯なし。

ありがとうございました、ついに売れました!
興味のあるかたは、アマゾンにもまだありますので、そちらでご購入ください。

古本価格¥2000円<売り切れ>
(送料無料)
定価3300円

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または、USED BOOK えいじから、メールリンクでご連絡ください。送料無料ですぐに発送できます。代金は本が届いてから10日以内に、銀行、または郵便振替にてお振込ください。
アマゾンからご購入の場合は本の画像、またはタイトルをクリックしてください。>




久しぶりにときめく本に出会った。

一目見たとたん、私の青春時代がフラッシュバックのようにめまぐるしく、あるいはスローモーションのように、鮮やかに甦るような気がした。
その出会いが思いがけなかっただけに、そのエモーションはひとしお強かった。

もう何十年前になるのだろう。数えるのも憂鬱な年月があったと思う。


毎日のようにディランを聞いて、
私は青春の重苦しい日々を過ごしていた。
もちろん、ディランだけではなく、ジョーン・バエズ、S&G、高石ともや、などのレコードもあった。
(参考までに歴史的な事実を書いておくが、当時はまだ、CDはなかった。)
その中で、ディランはまさに、先頭を走っているトップランナーというイメージが強かった。

しかし表紙カバーの、ディランの若々しいポートレートを見ると、時を忘れてしまう。
ディランになりきってしまう。

ページをめくると、バイクに乗って草原を走る若きディランの姿、キース・リチャードをバックに歌うライヴ・エイドでのシーンが眼に入って来た。

もちろん、私はディランのように、ややはにかみながら、シニカルなしぐさで本を手に取り、古本市場姫路店のレジのほうに、少しよろめきながら歩いて行った。

今、ゆっくりとページを開いてみると、やはり今さらながら
ディランの素晴らしさがあらためて、わかるような気がする。

まず物理的な印象だが、ハッキリ言って、かなり分厚い本だ。
一人のミュージシャンについて書かれた本にしては、かなりヘヴィーな部類に入るだろう。

ただ、ディランの場合は、単なる大衆音楽家というだけではなく、ひとりの人間として、あるいは政治的に
大きな影響力を持った発言者
としての印象のほうが、私的には非常に強い。
芸術家という賛辞もよく聞かれるが、私的にはやはり反戦運動の平和的なメッセンジャーとしてのイメージがいまだに強く残っていて、それはそれでいいと思う。

どちらにしても、ミュージシャンというジャンルを軽々と超えた、巨大な存在というほうが正しいだろう。

それだけに、本書の内容は、かなり濃密で激しく、重いにもかかわらず、美しくやさしい謎に満ちており、しかもこの本そのものが60年代から現代までの時代の、ラディカルな証言にもなっている。

特に印象的なのは、やはりウォーターゲイト事件の時に世界中の誰もが、すぐに同じ歌詞を思い浮かべたあの「イッツ・オールライト・マ」について書かれた部分だろう。
その時、ディランは奇跡のように、しかしやすやすと時代を予言してしまった
のだ。

そのほかにも、この本を読んでいて、自然にメロディーが浮かんで来た曲がたくさんあった。
もちろん「風に吹かれて」「激しい雨が降る」、中島みゆきの初期の曲を思い出す「時代は変わる」
特に「激しい雨」は、よく聞いた曲だった。壮大な叙事詩のように、スケールが大きく、現代と言う時代の雰囲気を見事に表現した、不思議で、幻想的な、終わりのない物語のように美しい名曲だった。


ひとつ、気になったのは、タイトルが「ボブ・ディランの生涯」となっていることだろう。
なんとなく、過去形のような印象がして違和感を覚えた。

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