電脳絵画と古本と西洋毛針的快楽と苦悶

3DCGから、古本、模型作り、バスのフライフィッシングまで、自由気ままに書いて行きたい。
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久しぶりに、新しいCGソフトを導入した。
Vue6だ。
一般的には、景観作成ソフトとも言われているが、自然の風景などを作りたい時には最適のソフトだ。
価格的にも高いものは10万円以上するものから、1万円台のものまで、幅が広い。
もちろん?、私が購入したのは、1万円のものだ。

しばらくの間、使ってみて、使えそうだと思ったらバージョンアップすることもできる。
さっそく作ってみたのが、上のシンプルな風景だ。

これだと、5分から10分くらいで出来る。
この作例では、画面中央の樹がメインモチーフになるが、これははじめから出来上がったものがあるので、好きな場所に置くだけでいい。

初心者でも使いやすいソフトだ。

ただ、やはりCGソフトなので、メモリーを食うのか、ネットのブラウザが重くなってしまった。

ハードに自信のない人は、少しメモリーを増設したほうがいいかもしれない。

どちらにしても、これから、どんな風景ができるか楽しみだ。
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kioku/2008.6.15
気になる一枚の写真がある。

あの事件の翌日の朝だっただろうか。

テレビのニュースの中で、

ほんの一瞬だけその写真が液晶画面に現れて消えた。



2〜3秒だっただろうか。

あるいはもっと長かったかもしれないが、

私の眼には一瞬の間に思えた。

はっとして、もっとよく見ようとした瞬間、それは幻のように画面から消えた。

慌てて、削除したようにも思えた。

ネットでも探してみたが、見つからなかった。



しろっぽいジャケットを着たやせた男が写っていた。

手にはナイフを持っていた。

すでに犯行を終えた後なのだろうか、表情はよく言われるように、

笑ってはいなかったが、むしろ淡々とした感じだった。

恍惚とした感じと言ってもいいかもしれない。

自分の行動に酔っているような、奇妙な解放感が、全身に漂っているように見えた。



凶悪な犯罪を犯した犯人という印象はあまりない。

例えはよくないかもしれないが、まるでテニスをしているような様子にも見えた。




25年間のすべての怒りと、いらだちと、孤独から解放されたという、

満足感と達成感を感じていたのだろうか。



おそらく、近くを通りかかった人が、偶然撮ったのだろう。

男はカメラを意識しているようにも見えたし、

無意識だったようにも見えた。

あるいは、自分の姿を撮ってほしかったのかもしれない。

永久に記憶に残してほしかったのかもしれない。

おそらく死刑になることも覚悟していたのだろうか。



その写真を見た瞬間、私の頭に浮かんだのは、

戦争という言葉だった。

おそらく、これが戦争だったら、彼は英雄になっていただろう。



もちろん、敵と味方を間違えなければの話だが、

彼にとって致命的だったのは、やはり、敵を間違えたことだろう。

もちろん、手段も間違えたわけだが、

結局彼は、戦う方法を知らなかったのではないか。



この希望も救いもない閉塞感に満ちた巨大な社会と、

いかにして戦うかを知らなかったのだろう。



そしてもちろんこの国には、

まだ誰もその方法を見つけたものはいないのかもしれない。





<この事件で被害に遭われた方の、ご冥福をお祈りします。>



JUGEMテーマ:ニュース


| ディラン2010 | KIOKU 1995.1.17 | comments(0) | trackbacks(3) |
KIOKU 1995年1月17日 PART1
避難していた駐車場から六甲山の方を見ると、いつのまにか黒い煙が5本か6本、神戸の空を切り裂くように立ち上がっていた。
「ああ、火事や・・・」と誰かが言った。
「消防自動車のサイレンの音がしない」と私が言う。
「消防署もつぶれたのかな・・・」

街は異常に静かだった。車の走行音も、バイクのエンジン音も、犬の鳴き声も、パトカーのサイレンも聞こえない。街のすべての機能が停止したかのようだった。一瞬にして、何万年も前の原始時代にタイムスリップしたかのような、深くて冷たい静寂が、街を包んでいた。
ただ、私の見える範囲には、大きな被害はないようだった。マンションの隣の古い民家の壁が少し落ちているのが見えるだけだった。

空が次第に明るんで来たが、被害の様子もわからないので、まだ状況の判断ができない。一度、マンションの部屋に帰ってみたが、やはり電気は切れていて、電話も通じないし、水道もガスも止まっていた。

とりあえず、煙の上がっているほうへ行ってみることにした。国道2号線のほうへ出て見ると、菅原市場のあたりが、燃えていた。大きな炎が上がって、煙が生き物のように激しく空に向かって駆け上がっていく。途中で、つぶれている建物があった。近所の電気屋だった。屋根が崩れて、歩道の上に倒れ落ちていた。何人かの人と道路で出会ったが、やはりまだ、事態が飲み込めていないようだった。なんとなく、ぼんやりとした足取りで歩いている。じっとしていられなくて、とにかく歩いているような感じだった。私もやはり、同じだったのだろう。

近くまでいくと、やはり消防車は来ていなかった。もちろん消防士も見えない。猛烈な火だけが、ただ激しく、街を舐め尽くしていた。
交差点のところに、ガソリンスタンドがあったが、そこにも火が迫っていた。
「危ないから帰ろう」
私は妻に言って、もとの道を引き返した。

空を見ると、太陽が街を見下ろしていた。輝きがなく、紙のように薄っぺらい、くすんだようなオレンジ色の太陽だった。
| ディラン2010 | KIOKU 1995.1.17 | comments(0) | trackbacks(0) |