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Vue 6 Easel ガイドブックバンドル (JUGEMレビュー »)
久しぶりに、新しいCGソフトを導入した。 Vue6だ。 一般的には、景観作成ソフトとも言われているが、自然の風景などを作りたい時には最適のソフトだ。 価格的にも高いものは10万円以上するものから、1万円台のものまで、幅が広い。 もちろん?、私が購入したのは、1万円のものだ。 しばらくの間、使ってみて、使えそうだと思ったらバージョンアップすることもできる。 さっそく作ってみたのが、上のシンプルな風景だ。 これだと、5分から10分くらいで出来る。 この作例では、画面中央の樹がメインモチーフになるが、これははじめから出来上がったものがあるので、好きな場所に置くだけでいい。 初心者でも使いやすいソフトだ。 ただ、やはりCGソフトなので、メモリーを食うのか、ネットのブラウザが重くなってしまった。 ハードに自信のない人は、少しメモリーを増設したほうがいいかもしれない。 どちらにしても、これから、どんな風景ができるか楽しみだ。 RECOMMEND
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2006.06.29 Thursday 06:40
毒書的快楽 売れない本シリーズPART 8 年齢を問わず、永遠の少年におすすめしたい本です。
売れない歴15か月記録、
軽々と更新中! よく飛ぶ飛行おりがみ31選 中村 栄志 古本価格¥880 程度/普通/軽いヨレ、小キズあり。帯なし。 <ご注文の場合は、住所、お名前、郵便番号をメール<ads03527@nifty.com>でお知らせ下さい。または、USEDBOOK えいじ>からメールリンクでご連絡ください。 送料は250円ですぐに発送できます。代金は本が届いてから10日以内に、銀行、または郵便振替にてお振込ください。> <USEDBOOK えいじ> この本を最初に手に取った時、まず思ったのは、 「なつかしっ!」という印象でした。 小さいころ、毎日のように作っては飛ばして遊んでいた、 友達のような紙飛行機の顔を見て、 そう思いました。 戦友といってもいいでしょうか、 悪友と言ったほうがいいでしょうか。 結構厚い本ですが、紙そのものが厚いためでしょうか。 ちゃんと、折り紙の正しい折り方まで解説されています。 長い折り目が必要な時は、 定規をあてて折るのが 正しい教育的な折り方です。 私の小さいころは、もちろん 正しくない折り方で 大急ぎで折っていました。 早く飛ばしたかったのです。 31選というこの分類の数がまた微妙で、 なんともいえない情緒を感じます。 私の場合はそんなに多くの種類はもちろん、 知りませんでした。 それぞれの紙飛行機には、 正確に分類された名称がついているわけですが、 この名前も私の子供の頃とは、 違うようです。地方によっても、 呼び方は違っていたのでしょう。 私の場合は、つばめ折り、 または、つばめ、とか、 適当な名前で分類していました。 詳しくは覚えていませんが、 つばめ、だけは、名前や飛び方が印象的だったので よく覚えています。 一般的にですが、やはりツバメ折りは、 軽くてスマートで、よく飛んだ ことを覚えています。 小学校の教室でも飛ばしたことを覚えていますが、 天井に届くくらい飛んで、 飛行時間も長く、 旋回性能も抜群でした。 この本では、ツバクロという名前で 紹介されていますが、 よく見ると私の折っていたものとは 少し違うような感じがします。 やはり、地方によっても、 その人によってもそれぞれに微妙な 折り方のオリジナリティーがあるのでしょう。 年齢を問わず、 永遠の少年におすすめしたい本です。 2006.06.28 Wednesday 06:20
古本的快楽 売れない本シリーズPART7 父のいる場所 / 小川徹
売れない歴6か月記録、順調に更新中!
父のいる場所 小川徹 1988.1.31 初版 三一書房 定価1900円 古本価格¥2500 程度/普通/軽いヨレ、背ヤケあり <ご注文の場合は、住所、お名前、郵便番号をメール<ads03527@nifty.com>でお知らせ下さい。または、USEDBOOK えいじ>からメールリンクでご連絡ください。 送料無料ですぐに発送できます。代金は本が届いてから10日以内に、銀行、または郵便振替にてお振込ください。> <USEDBOOK えいじ> この著者は、まったく知らなかったのですが、映画芸術という雑誌の元編集長だったそうです。 そう言えば、映画芸術という名前は聞いたことがあるような気がしますが、よくは知りませんでした。 かなりマニアックな雑誌だったのでしょうか。 ネットで検索してみましたが、紀伊國屋書店でも取り寄せになっているようです。 初め見た時、装丁がなんか、軽い感じで、どこかのタレントの本のような感じでしたが、略歴を見て映画や文学関係の人らしいとわかりました。 目次を見ると、三島由紀夫の名前もあります。<味噌汁と天皇>という見出しもあり、やや政治的な雰囲気も漂ってきます。 <リシェルの帽子/171ページ>という目次もありますが、ページを開いてみると、フランスの古い女優の名前のようです。戦中派でないとわからない名前らしいのですが、いかにもフランス的な名前だと思いました。その女優の映画を見た時の思い出などが、やや感傷的に書かれています。読んでいると、戦前にもかかわらず、なにか牧歌的な印象を受けました。細面の美しい美女だったそうですが、結局リシェルは、ナチの情婦になったそうです・・・。 タイトルの<父のいる場所>は、やや長いエッセイで、柴又の「とらや」の話から始まっています。それから、とらやの主人役の俳優、森川信に著者の意識が流れてゆき、家の構造、チャップリン映画の方法論、萩原朔太郎の詩の印象、建築に関する問い、軍艦、そして森川信の死、と、とりとめもなく自由に、著者の思考と意識は飛翔していきます。 デ・シーカというなつかしい名前も出てきますが、ほかにも、<酒とバラの日々> <アントニオーニの砂丘>など、なつかしい映画のイメージを思い浮かべることができるのは、今ではもう限られた人だけなのでしょうか。 2006.06.26 Monday 05:54
毒書的快楽 売れない本シリーズ PART-5 ジル・ヴィルヌーヴ/悲劇のヒーロー
売れない歴20か月記録、ハイスピードで更新中! ありがとうございました!ついに売れました。本当に感謝しています。 ジル・ヴィルヌーヴ 悲劇のヒーロー ナイジェル ローバック, 豊岡 真美 程度/良/ヨレ、スレなど使用感あり。帯なし。 古本価格¥1800円(送料250円。他の本とまとめて2000円以上ご注文の場合は送料無料です。) 定価1700円 <ご注文、あるいはお問い合わせの場合は、書名、住所、お名前、郵便番号をメール<ads03527@nifty.com>でお知らせ下さい。 または、USED BOOK えいじから、メールリンクでご連絡ください。送料無料ですぐに発送できます。代金は本が届いてから10日以内に、銀行、または郵便振替にてお振込ください。> 1977年から1982年までF1ドライバーとして活躍した、 伝説の天才ドライバーの物語です。1982年の5月に事故で死亡するまでのドラマティックな人生が、豊富な写真とスピード感のある文章で、リアルに描かれています。 ぼんやりとページをめくっているうちに、ヴィルヌーヴの一生を描いた、映画のワンシーンを見ているような錯覚を覚えました。 また、なつかしいマシンの、迫力のある写真をみているだけでも、フェラーリファンにとっては、楽しい本でしょう。 フェラーリ312T2から、126までの名車の迫力あるシーンがカラーとモノクロで、見事に再現されているのも、この本の魅力です。 やはり昔のマシンには、何か芸術品のようなオーラを感じてしまいます。時代遅れのデザインのほうに、かえって新しさを感じるような気さえします。 もちろん、フェラーリだけではなく、ライバルのロータス、ウィリアムズ、マクラーレンなど、往年の名マシンの姿も見られます。 そして、この本を読んで、やはり、セナを思い出すのはわたしだけではないでしょう。同じように傑出したドライバーでありながら、若くして逝ってしまったという点で、 非常に共通したものがあります。やはり若くて、フォトジェニックな天才ドライバーには、 悲劇が似合うのでしょうか? </span> 2006.06.25 Sunday 16:29
毒書的快楽 PART 10 一読すると、単なる下ネタの羅列のように見えるかもしれない。
夜這いの民俗学・夜這いの性愛論 赤松 啓介 最近になってはじめて、 赤松啓介という民俗学者を知って、非常に強い興味を覚えた。 しかもその経歴もまた、おもしろいというと悪いかもしれないが、かなり異色であると言えるだろう。 その著者が、柳田民俗学を厳しく批判していると聞いて、ますます興味深く思えた。 柳田民俗学は、庶民の性風俗をまったく無視した、きれいごとの民俗学だというわけなのだろう。 まったくその通りだと思う。 その著者の、きわめてリアルな庶民の民俗学の成果が、この本のすべてと言えるのだろう。 一読すると、単なる下ネタの羅列のように見えるかもしれない。 わたしも最初はそう思ったが、2度目に読むと、やはりエッチだと思った。 しかし、3度目には、著者の意図した、深遠な、 スーパーリアルな民俗学の神髄が、染み通るように、伝わってくるのを感じて思わず姿勢を正さずにはいられなかった。 おそらくこれだけの、リアルで詳細な情報を収集するためには、想像を絶するほどの時間と、汗と、徒労が必要だったのではないか。 まさに、著者だけが語ることのできる、なまなましい庶民の風俗を前にして、率直に言って、初めは信じられない人が多いと思う。わたしも、本当の所、まだ半信半疑の部分が、まったくないとはいえない。 そんなに簡単に・・・・、とか思って、真剣に悩む若い人も多いだろう。 わたしももちろん、いろいろ想像して、悩ましい気持ちになったこともあった。 しかしよく考えてみると、ある意味では、現在の性風俗も、かっての時代に先祖返りしているような部分があるのではないだろうか。 その意味でも、この本の時代の視点から、現代の風俗を読み解く試みを、あらためて始めてみるのも意味のないことではないだろう。 これは余談だが、著者の復刻版「民俗学」という本を見ると、昭和10年頃の著者の姿が掲載されている。 明石市江井島で撮ったらしい写真で、なつかしい当時の雰囲気がよく出ている。 当然のことながら、雑草と畑以外に何もない風景の中に、著者らしい人物がカメラのほうを、無表情に見つめながら立っている。 自転車で移動していたらしく、手で自転車のハンドルを支えて、もう一方の手には帽子を持っている。 著者以外には人間もいない。遠景はぼやけているのだが、電信柱のようなものが2〜3本立っているだけだ。 おそらく毎日このような姿で、フィールドワークに出かけていたのだろう。民俗学の巨人である柳田に激しい闘志を燃やしていた、 若き日の赤松の勇姿を見る思いがする。 巨大な権威に対して、たった一人で孤独な闘いを挑んだ人間の、尊厳と闘志が、痛い程伝わってくるポートレートである。 ちなみに、この「民俗学」という本は純粋な民俗学の本であり、下ネタもなく、若き日の赤松の民俗学にかける情熱が、見事に結実した傑作である。 2006.06.25 Sunday 08:30
毒書的快楽 売れない本シリーズPART4 あすなひろし集/心中ゲーム
売れない歴24か月記録、堂々更新中! ぜひチェックしてください! あすなひろし集/心中ゲーム もう一つの劇画世界 2 ブロンズ社 程度/良/軽いヨレ、スレ、ビニールカバーやぶれなど使用感あり。帯付き。 古本価格¥3000(送料無料) 定価850円 <ご注文、あるいはお問い合わせの場合は、書名、住所、お名前、郵便番号をメール<ads03527@nifty.com>でお知らせ下さい。 または、USED BOOK えいじから、メールリンクでご連絡ください。送料無料ですぐに発送できます。代金は本が届いてから10日以内に、銀行、または郵便振替にてお振込ください。> この本を読んではじめて「あすなひろし」という作家を知りました。非常にユニークな、忘れがたい作家だと思いました。絵ももちろん特徴的ですが、世界観も異色です。この本では、「心中ゲーム」の連作がメインですので、当然、死が中心的なテーマになっていますし、他の作品でもやはり死とセックスが大きな影を落としていますが、それと同時に乾いた明るさもあって、全体的にはバランスのとれた美しく、 私的には、第4章の「赤いトマト」のような牧歌的な小品が好きです。絵もきれいで、非常に詩的なリリシズムを感じます。漫画で書いた詩を読んでいるように、透明で爽やかな抒情が感動的でした。特に背景に描かれている、戦後の日本のピュアな自然が、目が覚めるほど美しく表現されていると思いました。 一部は復刻されている作品もあるようですが、これは昭和48年の初版です。 Tweet 2006.06.24 Saturday 07:53
毒書的快楽 売れない本シリーズ PART3
売れない歴8か月の記録、順調に更新中!
ヘンリー・ミラー・コレクション 3 黒い春 山崎勉 訳 程度/良/軽いヨレ、スレなど使用感あり。帯なし。 古本価格¥2000(送料無料) 定価2500円 <ご注文、あるいはお問い合わせの場合は、書名、住所、お名前、郵便番号をメール<ads03527@nifty.com>でお知らせ下さい。 または、USED BOOK えいじから、メールリンクでご連絡ください。送料無料ですぐに発送できます。代金は本が届いてから10日以内に、銀行、または郵便振替にてお振込ください。> 私がヘンリー・ミラーを初めて知ったのは、「南回帰線」でした。それまで、サルトルの「嘔吐」の、重く沈みきった世界に浸っていた私を、まったく自由な、広々とした、きらめくような虚無と、豊穣の宇宙に連れていってくれたのが、ミラーでした。 この「黒い春」は、 10編の短篇が収められた短篇集ですが、やはり、「南回帰線」の世界に近いものを感じました。「南回帰線」のあの新鮮な驚きに満ちた、巨大なスケールの物語に比べると、やや小ぶりな印象を受けますが、この作品があったからこそ、「南回帰線」「北回帰線」も産まれることができたのかもしれません。 私的に好きなのは、やはりミラーの 自由でオリジナルな文体です。 都市は甘い死の喧噪が始まるときに最も美しい。都市は電気、電気冷蔵庫、防音 装置を施した壁を有し、自然に背いた生を営む。都市は乾燥した壁を入れ子細工 のように幾重にも巡らし、マニュキアをした爪を光らせ、波形鉄板の空に煙をた なびかせる。 (山崎勉/訳) これは、最後の章の<巨大都市躁病患者>の初めの一節ですが、非常に美しく、機能的で、リアルな文章です。 同時に非常に詩的な文章でもありますが、ミラーの文体の特徴がよく出ていると言えるでしょう。 いつものミラーの、あの豊かなインスピレーションに満ちた、 絢爛豪華な宇宙哲学的なイメージの洪水に流されながら、ゆっくりと、ミラーの世界に浸ってみるのも、現代における、ひとつの贅沢かもしれません。 2006.06.21 Wednesday 20:36
電脳絵画的車工房 PART 68 後ろからのスナップショット。
後ろからのスナップショット。 エンジンの熱抜きのための、 スリットを加工した。 やや荒い加工になったが、またあとでいつでも修正できるので、どんどん先に進んで行こう。 ドアとボディの接合部は、ある程度強度が必要だが、そのあたりの処理は今後の課題になるだろう。 <制作メモ> スリットの加工は、やや時間がかかりますが、一枚づつの手作業で仕上げて行きました。 ボディの後部にも、小さめのエアインテークを作りたかったのですが、時間の関係で今後の検討課題になりました。 あとは、インテリアも含めて、細部のリアリティをどこまで追求して行くかということになるでしょう。 2006.06.21 Wednesday 07:15
電脳絵画的車工房 PART 67 ドアは左右一体に開くので、乗り降りは楽だ。
ドアは 左右一体に開くので、乗り降りは楽だ。 頭を打つ心配もなく、自然な姿勢でコックピットにアクセスできる。 フロントマスクがこのアングルから見ると、また違った印象を受けるかもしれない。 特異なヘッドライトのフォルムが、力強く自己主張している。 人間の目に近いデザインだ。 それとも獣の目に近いかもしれない。 <制作メモ> 自由曲面を分割して、ドアのパートにまとめ、回転ジョイントに入れて、開いてみました。 ジョイントで可動部分を動かしてみるのも、3Dソフトの愉しみのひとつです。 プラモデル感覚に近いかもしれません。 2006.06.21 Wednesday 06:20
古本的快楽 PART 2 売れない歴12ケ月に迫る、注目の古本のご紹介!
ありがとうございました。ついに売れました。
買っていただいたお客さまには、感謝の気持ちでいっぱいです。 ついては、売れない本シリーズ第2弾も企画しておりますので、ご期待?ください。 <売り切れ> お仕置きの処方箋 家庭教師・倉橋弥生のお尻叩き小説 平 牙人著 1996.7.30 三和出版 お値段¥4,000 程度★★★★初版/帯なし/軽いヨレあり <ご注文、あるいはお問い合わせの場合は、住所、お名前、郵便番号をメール ads03527@nifty.comでお知らせ下さい。送料無料ですぐに発送できます。代金は本が届いてから10日以内に、銀行、または郵便振替にてお振込ください。> USED BOOK えいじにも絶版本などあります。一度ご訪問ください。 この本は、 どうご紹介するか、迷いました。今も迷っています。格調高い?このブログで、この本をご紹介することは、はたして適切なのかどうか。 時間をかけて真剣に検討した結果、やはり、十分な倫理的な注意を払ったうえで、この世界の性科学的な、あるいは歴史的な現象のひとつとして、冷静に、あくまでも科学的に?、ご紹介しなければならないという、結論に達しました。 したがって、これをお読みになる方も、冷静に客観的にお読みくださるようお願いいたします。 作者に関しては、サイトもあるようなので、すでに知っておられる方もいるかもしれませんが、その方面の著作も多く出版されている、著名な方のようです。 内容に関しては、非常にわかりやすい、平明な描写が、全編にわたって繰り広げられており、非常に興味深い、 繊細な感性に溢れた著作であると思います。もちろん即物的なストレートな描写もありますが、それはあくまでも、作品を構成するうえで必要最小限に押さえられており、全体を通してみれば、バランスのとれた抑制的な作品になっています。 興味深い、 写真とイラストによる充実した参考資料も多く紹介されており、非常に良心的な、慈愛に溢れた著者の感性が感じられる著作であると思います。 ただ、この本はあくまでも、当店の 在庫のごく一部でありますので、このようなジャンルの本だけを取り扱っているわけではありませんので、その点はよろしくご理解いただくよう、お願いいたします。 2006.06.19 Monday 07:12
毒書的快楽 PART 28 白土的アウトドア生活の楽しいカタログといった感じの素敵な一冊です。
白土三平 野外手帳 白土 三平 表紙の写真が印象的な、白土的アウトドア生活の楽しいカタログといった感じの素敵な一冊です。 アウトドアというよりも、 より実践的な、自然生活といったほうが正確かもしれません。 まず感じるのは、やはり写真のリアルさと、綺麗さでしょう。 特に23ページのキノコのカラー写真から、115ページのおにぎりと行者ニンニクの写真などは本当においしそうで、現地の楽しい雰囲気がじかに伝わってくるような、いい写真です。 現地といえば、千葉県の房総地方だそうですが、その素晴らしい大自然のなかで、のびのびと生活している地元の人々の協力によって、この本がより豊かになっていることは言うまでもありません。 目次も、秋から夏までの一年間の食べ物や生活のキーワードが並んだ、シンプルなものになっています。「かぶつ」、「トゥドゥッ」、「カクレッ貝」、など方言もあるので、いろいろ想像力をかきたてられて、それもまたこの本の自然な調味料になっています。 著者の文章も、簡潔で深い味わいがあり、著者の人間性が感じられ、また、やはりあの漫画のタッチがふと浮かんでくるような一瞬もあって、 ひと味違った楽しい読書体験が味わえるでしょう。 |
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