電脳絵画と古本と西洋毛針的快楽と苦悶

3DCGから、古本、模型作り、バスのフライフィッシングまで、自由気ままに書いて行きたい。
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久しぶりに、新しいCGソフトを導入した。
Vue6だ。
一般的には、景観作成ソフトとも言われているが、自然の風景などを作りたい時には最適のソフトだ。
価格的にも高いものは10万円以上するものから、1万円台のものまで、幅が広い。
もちろん?、私が購入したのは、1万円のものだ。

しばらくの間、使ってみて、使えそうだと思ったらバージョンアップすることもできる。
さっそく作ってみたのが、上のシンプルな風景だ。

これだと、5分から10分くらいで出来る。
この作例では、画面中央の樹がメインモチーフになるが、これははじめから出来上がったものがあるので、好きな場所に置くだけでいい。

初心者でも使いやすいソフトだ。

ただ、やはりCGソフトなので、メモリーを食うのか、ネットのブラウザが重くなってしまった。

ハードに自信のない人は、少しメモリーを増設したほうがいいかもしれない。

どちらにしても、これから、どんな風景ができるか楽しみだ。
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メリケンパークララバイ vol.3
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メリケンパークララバイ vol.3




グッバイ、KOBEと、ヒトミは歌うようにつぶやいた。

アクセルを踏み込むと、街は飛ぶように彼女の視界の隅を流れて行く。

軽い小舟のように、GTRはクルージングを続けている。

まるで誰かの人生の軌跡をトレースするように、道はどこまでも伸びて行く。
| ディラン2010 | メリケンパーク・ララバイ2008 | comments(0) | trackbacks(0) |
メリケンパークララバイ vol.2
JUGEMテーマ:アート・デザイン


メリケンパークララバイ vol.2





さあ、出かけよう。

明日、また明日・・・。

まったく新しい世界が、私を待っているかもしれない。

少なくとも、今とは違う生活がはじまるだろう。



私は自由だ。

愛からも、絶望からも、幸福からも遠く離れて、

しかしいつかどこかで、私は何かを発見できるに違いない。



ヒトミはゆっくりとアクセルペダルを踏みしめた。



静かに、滑るようにGTRはKOBEの街を走り出す。

初夏の日差しが、アスファルトの地面を宝石のように美しく輝かせていた。



| ディラン2010 | メリケンパーク・ララバイ2008 | comments(0) | trackbacks(0) |
メリケンパークララバイ vol.1
JUGEMテーマ:アート・デザイン

メリケンパーク・ララバイvol.1 
メリケン2008.6.29

どこに行くというあてはなかった。

ただどこかに行きたかった。

できれば世界の果てまで、行けるだろうか。



彼女のそばにいるのは、買ったばかりの赤いGTR、それだけだった。

世界に一台だけの、カスタムメイドのオープンモデルだ。



このクルマだけが、私をどこかへ連れて行ってくれるだろう、とヒトミは思った。



値段は1200万円、オープンカーにしてもらったので、

少し高いが、別れた彼の最後のプレゼントだ。



彼と別れてから、もう1ヶ月になる。

リッチなのが、ただ一つの彼の魅力だったが、それだけでは何か物足りなかった。

結局のところ、愛を交わすために存在する街で、

愛を使い果たしてしまったのかもしれない。



澄んだ、エメラルドブルーの空がどこまでも広がっている。

その下で、KOBEの街は少し悲しそうで、まぶしすぎるほど明るい。

全てをリセットするには、最高の日だ。



遠くから来た、見知らぬ貨物船が

汽笛を鳴らして出て行く。


彼女を祝福しているようだ。

6月とは思えない、乾いた爽やかな風が吹く。

それは、キラキラ輝くように、彼女の身体の上をやさしく通りすぎて行った。


<この物語はフィクションであり、登場する人物は実際に存在しません。>


presented by 古本情熱物語

| ディラン2010 | メリケンパーク・ララバイ2008 | comments(0) | trackbacks(1) |