電脳絵画と古本と西洋毛針的快楽と苦悶

3DCGから、古本、模型作り、バスのフライフィッシングまで、自由気ままに書いて行きたい。
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久しぶりに、新しいCGソフトを導入した。
Vue6だ。
一般的には、景観作成ソフトとも言われているが、自然の風景などを作りたい時には最適のソフトだ。
価格的にも高いものは10万円以上するものから、1万円台のものまで、幅が広い。
もちろん?、私が購入したのは、1万円のものだ。

しばらくの間、使ってみて、使えそうだと思ったらバージョンアップすることもできる。
さっそく作ってみたのが、上のシンプルな風景だ。

これだと、5分から10分くらいで出来る。
この作例では、画面中央の樹がメインモチーフになるが、これははじめから出来上がったものがあるので、好きな場所に置くだけでいい。

初心者でも使いやすいソフトだ。

ただ、やはりCGソフトなので、メモリーを食うのか、ネットのブラウザが重くなってしまった。

ハードに自信のない人は、少しメモリーを増設したほうがいいかもしれない。

どちらにしても、これから、どんな風景ができるか楽しみだ。
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電脳絵画的ロードゴーイング・ストーリー vol.5 街中がハンバーガーショップのように、浮き足立ってざわついていた。
神戸まつり


その日はフェスティバルの最中だった。

空がカレイドスコープのように、ギラギラして、
街中がハンバーガーショップのように、浮き足立ってざわついていた。
ビートルズの「サージャント・ペパーズ」のメロディがどこからか流れてくる。


ドライフラワーのように着飾った娘たち
が、武器も持たずに笑顔をたたえながら
街の一番大きな通りを攻略し、占領した。

花火がいくつも、祝砲のように彼女たちの頭上で炸裂した。

男はスミス&ウェッソン357マグナムを、握りしめ、人気のない通りのほうへ歩いていった。
汗で、銃のグリップが湿っていた。
銃の重さが、右の腕から肩まで、不快なしこりのように伝わって来る。

遠くから、街の騒音が聞こえるが、この通りはスポンジのように
音を吸収して、男の低い靴音だけが、通りの端から端まで響いた。


<USED BOOK えいじ>
のサインプレートの前で、男は立ち止まった。


アイスクリームのように冷たい風
が、男の頬の上を滑って行った。
街の騒音が、波音のように近づいたり、遠ざかったりする。

ふいに黒い影が、ホンダのバイクのかげから、飛び出すのが見えた。
男は弾かれたように、影のほうに走り出す。
狭い路地に向けて、男はハンドガンを構え、ハンマーを素早くコックした。
冷たい機械的なサウンドが、
路地の暗い空気をナイフのように鋭く切り裂いた。

次の瞬間、男の顔が静かにゆがんだ。
路地の壁際に、
一体のインベーダーが立っていた。

小型の、無害なインベーダーだ。性別は不明。
おそらくメスかもしれない。
よくわからないが、火星の辺境地帯に生息する種のようだ。

男はハンマーのコックを解除し、ハンドガンをホルスターに収めた。

遠くで、ビートルズの「サージャント・ペパーズ」が終わり、
ディランの「ヘイ・ミスター・タンブリンマン」がはじまった。
フェスティバルは続いている。
多分、明日の朝まで続くだろう。

| ディラン2010 | 電脳絵画的ロードゴーイング・ストーリー | comments(1) | trackbacks(0) |
電脳絵画的ロードゴーイング・ストーリー vol.4 サファイアブルーの風が吹いて
スタンド風景061

激しい日差しが、突き刺さるように降り注ぐ。

なにもかも渇いている。
車のシートも、アスファルトも、蒼い空までも。

死んだような、
平和な午後のダウンタウン。

君がやってくるまでいつまでも待っていよう。

通り過ぎる車の中に、君のブロンドのロングヘアーを
捜しながら。

いつか
サファイアブルーの風が吹いて

気が付くと君がそこにバラの花のように立っているかもしれない。

そんな夢を見ながら、ぼくはいつまでも
待っているよ。



制作ノート


レンダリングのモードを変えて、パストレーシングモードでレンダリングしてみました。
パストレーシングを使うのは始めてなのですが、意外にきれいでした。

まだ、工夫すればよくなるかもしれませんが、やや軽い感じになりました。
| ディラン2010 | 電脳絵画的ロードゴーイング・ストーリー | comments(0) | trackbacks(1) |